「カムカム」でロバート役 村雨辰剛の来日きっかけは学校の授業「教科書の数ページだったけど」
2022年06月26日 12:42
芸能
スウェーデンの田舎町生まれで、「小さいころからスウェーデンを飛び出したい気持ちがあった」という。「僕から見たら狭い環境、いい環境だったけど、冒険したいという気持ちで」。高校卒業後に来日、23歳で庭師に弟子入り、26歳で日本国籍を取得した。
日本に興味を持ったのは、歴史の授業だったという。「中学、高校生で日本史が紹介されたんですけど、戦国時代とかがすごく好きになって。歴史とか文化が大好きだったので、歴史から見たらおもしろいなと思って」。大々的に学んだわけではなく、日本を知るうちにのめり込んでいったという。「世界史で日本が紹介されたのはちょっとだったんですけど、僕がそこで興味を持った。歴史の教科書の数ページだったんですけど」とも話した。
特に武田信玄と上杉謙信のライバル関係には感銘を受けたという。「敵でありながら、やっつけなきゃいけない相手なのに、武士の情けというか。特に上杉謙信って戦い方とか、生き方にすごく信念を持って、背後から攻めないとか。あの環境、あの時代の中でもそれを守り抜いてきたというのが、考えられないくらい衝撃的だったんですね」と熱弁をふるった。