寺島実郎氏 24年ぶり円安ドル高水準に「アベノミクスの限界を見ているんですが日銀が頑として」
2022年06月26日 17:03
芸能
寺島氏は「日本売りっていうのが本当に大きな流れになってきちゃっている。日本の政治、経済に対する不信って言ってもいいと思いますけど、日本の国際社会での評価は今24位なんですけれども中国や韓国よりも下。円売りがここに来てまた加速していて、要するにアベノミクスの限界を見ているんですが、日銀が頑としてね、世界がみんな金利を引き上げている中で動けない金縛り状態にあるわけですね。この半月くらい日銀とヘッジファンドの戦いっていう綱引きが進んでまして、間もなく日本は世界の金利引き上げに耐え切れなくなって、日本も動き出すだろうという思惑のもとに売りを見せられているんですよ」とし、「意地になって日銀は守っている形なんだけれども遅かれ早かれ世界の正常化という流れの中で、分かりやすく言うと、日本も金融をじゃぶじゃぶにして景気を浮揚させようというアプローチから脱却しなきゃいけないところに近づいているんだと。マジックマネー、マネーゲームの時代が終わりつつあるということをしっかり見つめきゃいけないだろうと僕は思います」と自身の考えを述べた。