由紀さおり 叶わなかった志村けんさんへの最後のお願い「“へヘへへ”って言って、行っちゃった」

2022年06月26日 18:31

芸能

由紀さおり 叶わなかった志村けんさんへの最後のお願い「“へヘへへ”って言って、行っちゃった」
由紀さおり Photo By スポニチ
 歌手の由紀さおり(73)が26日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)にゲスト出演し、故・志村けんさん(享年70)との最後の会話を明かした。
 「8時だョ!全員集合」「ドリフ大爆笑」のコントなどで、志村さんとたびたび共演していた由紀は「(出演するのが)普通だったというか、とけ込んでましたよね。だからドリフターズも私、全然抵抗なかったし、楽しかったし」と懐かしんだ。

 そんな志村さんは一昨年3月、新型コロナウイルスによる肺炎で死去した。由紀は「本当に衝撃だったわね」と寂しそうにつぶやいた。

 志村さんと由紀のコントといえば、バカ殿様が有名。由紀が年齢を十代と詐称し、志村演じるバカ殿様が突如、ブチ切れて刀を持ち出すというもの。太田が「志村さんが、照明変わって刀を抜く、みたいな。あれ最高でしたよね?間がね」と振り返ると、由紀は「全然、台本あるわけでも何でもないわけだから」と秘話を披露。「私の隣がどんどこ若手の方になり、松田聖子さんがいたり、キョンキョン(小泉今日子)がいたり、(榊原)郁恵ちゃんがいたり。どんどん変わっていくわけ」と、コントでの自分の立ち位置がより際立っていったことを明かした。

 しばらくした時、スタジオで楽屋が近かった志村さんと久々に会ったという。「ちょうど(楽屋から)出てらしてね。“久しぶりにまた(コントで)切って欲しいんだけど”って言ったら、“へヘへへ”って言って、行っちゃったの。それが志村さんとの最後だった」。志村さんのおかげでお笑いの魂が宿ったのか、由紀は「分からないんだけど、やっぱりその血が騒ぐの。どこかに笑いがないとね。昨日も童謡コンサートだったんだけど、絶対笑い取るもんね」と明かし、驚かせていた。
【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });