三山ひろしが単独コンサートを開催 ドラムと歌の二刀流で石原裕次郎さんの名曲「嵐を呼ぶ男」を披露

2022年06月30日 20:31

芸能

三山ひろしが単独コンサートを開催 ドラムと歌の二刀流で石原裕次郎さんの名曲「嵐を呼ぶ男」を披露
三山ひろしが、東京・中野サンプラザでリサイタル。ドラム、ギター、和太鼓に挑戦。北島三郎からビデオメッセージも Photo By 提供写真
 演歌歌手の三山ひろし(41)が30日、東京・中野サンプラザホールで単独コンサートを行った。
 2000人を前に初めてドラム演奏に挑戦。名曲「嵐を呼ぶ男」を石原裕次郎さんさながらのドラムと歌唱の二刀流で披露した。スタッフから提案されて挑戦し「今回はドラム、立ちでのギター弾き語り、和太鼓と3つのハードルがあった。新歌舞伎座の座長公演の時から稽古してきた」と振り返った。もともと楽器は苦手で、正直な思いは「まいったな」と明かしたが、「いごっそ魂で成功させました」と笑顔で話した。

 ステージでは、三山主演のミニドラマ「けん玉刑事(デカ)」の映像も流れた。三山の着替えの時間などを有効に使い、ファンに楽しんでもらおうと企画。「走るシーンがあるんですけど、本当はあんなもんじゃない。走ってるんですよ。結構、ぱちっと(カット)されて」と苦笑。「待ち時間にバンドの演奏はもちろん、目でも楽しんでもらいたい。演じるのは好きなので」と話した。

 また、北島三郎(85)が原譲二名義で提供した曲「夢追い人」も披露した。つらくても夢を追い続ける男の歌で「“お前らしく歌え”と言っていただいた」と笑顔で話した。

 けん玉やドローン、カブトムシの飼育など多趣味で知られるが、自信を持って言えるのは「歌、けん玉、落語の三刀流」と明かした。この夏は落語の新ネタ習得に取り組みたいといい「夏の落語を覚えて、来年披露できたら」と意欲的に語った。
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