青学大・原監督「101回大会以降も永続的に」箱根駅伝、23年秋の100回大会予選会“全国に門戸”に

2022年07月01日 12:09

芸能

青学大・原監督「101回大会以降も永続的に」箱根駅伝、23年秋の100回大会予選会“全国に門戸”に
青学大の原晋監督 Photo By スポニチ
 青山学院大陸上部の原晋監督(55)が1日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に電話出演。関東学生陸上競技連盟(関東学連)は6月30日に代表委員総会を開き、23年秋に開催される第100回箱根駅伝予選会の参加資格をこれまでの「関東学連男子登録者」から「日本学生陸上競技連合男子登録者」とすることを決めたことに言及した。
 これにより、全国の大学が予選会参加が可能となり、突破したチームは100回の節目を迎える24年1月2、3日の本戦に出場できることになった。選考方法は従来通り、一斉スタートのハーフマラソンに各校12人以内が出場し、上位10人の合計タイムで争う方式。予選会敗退校の選手で編成される関東学生連合チームは編成しない。予選会が全国に拡大されることで、昨年の全日本大学駅伝16位の関学大などが有力候補となりそうだ。ただ、同駅伝では上位15位までを関東勢が占めており、実際には他地区からの本戦出場は厳しい現実がある。

 原氏は「時間はかかりましたけれど、今の役員の駅伝対策委員の上田(誠仁)先生はじめ、あるいは会長、本当に英断されたと思います」と言い、「すぐには結果が出てこないのが長距離ですから101回大会以降も永続的に全国大会になるようなきっかけができると、地方の大学も優秀な高校生が地方にたくさんいますので、出場可能になってくると思います」と指摘。

 MCの恵俊彰が「優秀な子供たちが東京に出て来るんじゃなくて、そのまま地元の大学に行って、その大学が強くなるっていうのが本当は一番健全な形かもしれないけど、監督は常々、敵は野球界でありサッカー界だと言っていたじゃないですか。そういう意味でも全国展開っていいですよね?」と聞くと、「やはり目的の一つに長距離界の発展というのがあろうかと思うんです。素晴らしいアスリート、優秀なアスリートがサッカーや野球に行くんじゃなしに“箱根駅伝に出たい”という生徒をどんどん増やしていきたい、その狙いの一つが全国化の一つであるんだなあと思います」と話した。
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