滝藤賢一 若手人気女優と共演した際の後悔「俺はなんで…」 撮影後には「今しか言えない」と“お伺い”も
2022年07月02日 14:30
芸能
永野は「半分、青い。」のハードな撮影でセリフを覚えるのに苦労。「月曜日がリハーサルなので、日曜日の夜からリハーサルの時間まで、寝ずに、1週間分を(覚えて)。でもリハやって、寝てないから、覚えて入れたはずなのに、出て来なかったりして、それがまた悔しくて、先輩方もたくさんいらっしゃるのに、“くっそー”って思いながら過ごした10カ月でしたね」と振り返った。
MCの笑福亭鶴瓶は「そのしょげてる時に、“俺は何で助け舟を出してあげられなかったのか”て、しょげてた人がおったな。“一言かけてあげたら良かったんじゃないか”って」と暴露。同作品にヒロインの父親役として出演した滝藤であることが明かされると、永野は「お父ちゃんだ」と驚きの声をあげた。
滝藤を取材したという鶴瓶は「お父ちゃん、ずっとそれを気にしててんて。“それが全然言えなくて、凄い悪いことした”と」とも証言。一方で母親役を務めた松雪泰子については「飛んで行って抱きしめた言うて。(永野が)号泣したって」とフォローしていたと明かすと、永野は「すっごい支えていただいて」と回顧した。
鶴瓶はさらに滝藤が最初、永野のことをよそよそしく「永野さん」と呼んでいたとも語ると、永野は「ずっと永野さんでした。お父ちゃんなのに」と不思議そう。撮影が終わってから食事に行った際にようやく「芽郁って呼んでいい?」と言われたとし、「お父ちゃんが凄く可愛いのが、その時お酒飲まれてて、“今しか言えない”って言ってくれたんですよ。“呼んで下さい”って(答えた)」と笑わせた。
鶴瓶は滝藤が永野を凄いと思ったというエピソードも披露。同作の最初のシーンが東京に行かせるシーンだったが「一言で泣かされたと。その声の質で。合うんだろうね」と明かすと、永野も「本当に心同士でつながれて。会話ができて」としみじみと語った。鶴瓶は「同じこと言っとった。“セリフでつながってるから、凄く合う。舞台やりたい”って」と続けると、永野は「やりたい。舞台すっごくやりたくて。一度もやったことないんですよ。でも毎回感情が入りすぎて、舞台上でセリフ言えなくなりそうでこわいです」と笑顔で話した。