藤あや子 デビュー35周年“歌手を辞めよう”と思った過去「ちょうど10年目の時に…」
2022年07月02日 16:44
芸能
バラエティーやグラビアなど、いろいろな事に挑戦し充実した日々を送るが、歌への情熱は変わらず、歌の世界が1番心地良いという。サンド富澤たけしが「もうしんどい、辞めたいと思った事ないですか?」と切り込むと、「ちょうど10年目の時に思いましたね。とにかく忙しくて、地方公演、劇場公演も3カ所とかやっていましたから…あちこち回り過ぎていて、疲れ過ぎてから体調も壊して入院とかして…」とし、「本当に10年やってきていよいよ無理かな?と思ったんですけど。その時に出合った曲『雪深深』が秋田の雪景色を舞台にした作品だったので、親友の(坂本)冬美ちゃんが“あんた、これは絶対に出さなきゃダメよ”って言ってくれて」と打ち明けた。
時代は90年代後半。事務所やレコード会社が「カラオケで歌いやすい、カラオケでヒットするような歌を」と提唱していた時に、リズムがロック調だったため、周りからは反対されたという。当時を振り返り、「冬美さんだけが“絶対に出すべき”って言ってくれた。その歌を歌うために、もう1回がんばってみよう!と思って、そこから何とか今にいたるんですけども」と藤。「(坂本は)本当に良き相棒。お互いの良いところ悪いところ全部ひっくるめても、家族以上の絆があります。そういう人が同じ仲間にいたのがラッキーでしたね」と声を弾ませ、“相棒”に感謝した。