落合博満氏 報復の死球に「狙われる存在だった…狙われたらすぐ分かりますよ。目線がここに…」
2022年07月03日 10:37
芸能
乱闘は簡単に収まらず、数分続き、試合は約17分中断。これには伏線があり、25日にはエンゼルスのトラウトがマリナーズの投手から頭部付近に危険球を投げられ、この日も初回にワンツがロドリゲスの背中付近に危険球を投げ、審判団に警告を受けていた。メジャー初先発だったワンツ、乱闘の口火を切ったウインカーをはじめ、両軍の監督(エンゼルスは代行監督)ら計8人が退場処分となった。
落合氏は「米国の場合は、やったらやり返せっていう、やられたらやり返せっていうような野球ですから。これは昔から延々と続いている野球なんでね。前の日、トラウトの頭の所に来ているでしょ。それの報復ですよ」と言い、「われわれの時代も結構、ありましたよ。狙われる存在だったから。でも何気なく乱闘するようなことはなかったですけどね。私の場合は」と振り返った。ここで司会の関口宏が「どうしたんですか?」と聞くと、「そのまま平然と、その場がなかったようなふりをして打席に立ってましたよ」とし、「狙われたらすぐ分かりますよ。目線がここに来るから、投手の」と自身の頭部を指さしながら話した。