武井壮会長 フェンシング合宿騒動 対応遅れの理由説明「まず練習内容のヒアリングをしなければ」
2022年07月03日 11:24
芸能
理事会を開いてから一夜。「騒動の対応が遅かったのでは?」という声を受け、武井会長は対応が遅れた理由を説明した。
「助成金の申請フローっていうのがあるんですけど、それが事後報告からの承認。スポーツの合宿って、たとえば雨降ったらスケジュール変更になる、選手がケガをしたらほかのメニューに変更になるってことが往々にしてある。とくに世界選手権直前というところに、オリンピックの金メダリストも参加しているので、その選手たちのコンディションを保つ上での変更もあるってことを考えると、練習の内容を逐一毎日、把握するシステムが協会にはなくて。事後報告を受けて承認する形だったので。まず練習内容のヒアリングをしなければならなかった。それがわからないうちに“申し訳ない”って謝罪をするわけにもいかないし、“適切だった”という答えもするわけにはいかなかったので、30人全員のヒアリングをまずって」。
その上で今後は「事前にある程度の仮メニューを記載することにして。さらに合宿中の1日ごとの報告をコーチから送らせて、そこに記入できるようにする。もしこういった問い合わせがあったときにどういったメニューか、我々もすぐチェックするって機能を作って。事後承認もスムーズにできるフローを作っていこうと」と明かした。