市村正親「友達のスナック借りて歌の練習」 劇団四季退団直後の苦労話を披露
2022年07月06日 19:21
芸能
それでも92年、「ミス・サイゴン」のオーディションに合格。主役を勝ち取った。「絶対取ってやる!という何かが出てたと思う。俺以外はいないんじゃないかっていう気持ちもどこかにあったね」。以降、演劇界に欠かせない存在となった。
50歳で、演劇界を代表する演出家・蜷川幸雄さんから出演依頼が舞い込んだ。「蜷川さんと仕事をした時は、ありとあらゆる所からダメ出しを食らう」と告白。「皆さん、演出家からダメ出しもらうとビビるけど、僕はダメ出しがうれしくてしょうがない。こんな財産ないですよね。タダでもらえるんだから」と感謝した。「飢えてればどんなもんでもウマイですよ。それはエネルギーのもとになる」と力を込めた。