山下達郎「KinKi Kids」のデビュー曲「硝子の少年」は「内輪からはかなりブーイング」あった
2022年07月07日 23:15
芸能
また、作曲の山下は「アイドルのデビュー曲にもかかわらず、あえてせつないマイナー調のメロディーにこだわりました。それまでのジャニーズとKinKi Kidsの2人とは、かなり違うイメージがありました。光一も剛も声が濡れているといいましょうか。それまでの“パ~ッ!”とした開放感のあるジャニーズの歌声とはちょっと違う印象が強くてですね、それに合わせるにはどうしたらいいかって考えたのが『硝子の少年』って曲であります。当時のジャニーズのイメージとはかなり違う印象を持たれて、内輪からはかなりブーイングをされましたけど、絶対にこの曲じゃないとダメだという、ある程度確信を持って作った甲斐があって、デビュー作の責任を果たせたという思い出があります」と語った。
その思いを受けた同曲は170万枚の大ヒットに。光一は「本当にすごく僕らを見て下さっていたという事実がここにあることが、改めて自分ら幸せ者だなあって」と語ると、剛も「本当に幸せものだね。彼らはきっと次はこれがいい、こうした方がいいっていうのを見てもらっている気がしますよね」と感謝していた。