さだまさし 名曲「秋桜」誕生秘話「一流のプロデューサーって本当にすごいなって」
2022年07月10日 16:24
芸能
さまざまなアーティストにも楽曲提供してきているが、百恵さんの「秋桜」もその1つ。さだが24歳の時に書き上げた曲だといい、「だから、一時期天才だったのよ」と言い放ち、笑わせた。
「秋桜」のオファーが「ほぼ1年ぐらい、そのことをすっかり忘れていた」そうで「プロデューサーから“忘れてないよね!”って電話かかってきて、“忘れるわけないじゃないですか~今作ってますよ”ってウソついて、慌てて作りましたね」と苦笑。そうやって楽曲は大ヒットしたが、そのヒットの要因の1つはタイトルだという。
「コスモスっていうのはカタカナ表記の花で、それまで“秋桜”って書く表記はなかったんですよ。秋桜って和名なんですよ。“あきざくら”って読まないといけない。だけど、コスモスのことなんですよ」と説明。「最初は『小春日和』ってタイトルを書いて渡した」そうで「(プロデューサーの)酒井政利さんが電話くださって、“さださん、いい歌をありがとう。相談なんですけど、秋桜って書いて、コスモスって読むのを初めて見たけど、さださんが作ったんですか?”って。“秋桜って書いて、上にコスモスって書いたら、素晴らしいタイトルになるんだけど、タイトル変えてもいいんですか?”って」とタイトルが「秋桜」となった理由を明かし、「一流のプロデューサーって本当にすごいなって。『小春日和』ってタイトルだったら、売れてないですよ、間違いなく」と言い切った。