橋下徹氏 れいわ山本太郎代表と主張対立、またも舌戦「信用されない」とバッサリ
2022年07月10日 21:46
芸能
これに対して山本氏は「私たちが単独で取るってことを考えなくてもいいのではないでしょうか?中規模の政党をまず目指すことが重要。まずは(国会議員数を)2ケタ、そこにのせていきたいなって気持ちです」と、冷静に応じた。
れいわの掲げた公約を見たという橋下氏が、「国債発行っていうのは否定しませんが、山本さんたちの考え方っていうのは基本的には自国通貨、円建ての国債発行っていうのは際限なく発行できるって考え方なんですよね?」と尋ねると、山本氏は「全く違います、ごめんなさい。もうちょっとちゃんと政策を、ちゃんと見ていただきたいんですけど」とチクリ。「当然上限はあります」と続けた。
その後、橋下氏が大阪市長時代の2013年、東日本大震災の被災地のがれき処理を大阪が受け入れようとした一件に話題が転じた。橋下氏は当時を振り返り「山本さんが猛烈に反対されて。“大阪の子どもたちが大変なことになる”と、かなり大騒ぎされて反対されました。僕は数字を根拠に、がれきを処理したんです。2013年から10年経ちました。その後、大阪の子どもたちの状況とか調べられましたか?」と質問。大阪が調べなければダメなのでは?と切り返されると、「いわゆる、10年先のこと。震災がれきのひとつのことをとっても、10年後のことを読めない山本さんに日本の10年後を託すことができないです」とバッサリだ。
これを機に山本氏もヒートアップ。主に「震災がれき」についての主張で両者が対立した。「数字も調べて根拠も調べて、きちんと反対する賛成するってことをやらない山本さんたちに10年後を託すことはできない」「根拠を持って予測する能力がないと信用されないと思います」などと言われた山本氏が、語気を強めることも。「ちょっと待ってください、言論のやりとりがかなりメチャクチャになっていますよ…」と漏らすシーンもあった。
最終的に番組キャスターを務めるフジテレビ・宮司愛海アナウンサーが「残念ながらここでお時間です申し訳ありません」と伝えた。山本氏はいら立ったような表情を浮かべ、「おかしいな」と首を横に振っていた。