STU48が10日、広島グリーンアリーナでグループ結成5周年コンサートを開催した。5月3日に開催予定も、直前に出演メンバーに新型コロナウイルス陽性者が出て、延期されていた。活動拠点の瀬戸内地域で最大のアリーナという悲願の舞台に、メンバー全37人で立ち、記念日を祝った。
第2章のスタートだ。5年前からAKB48と兼任した岡田奈々(24)に、初代キャプテンとして引っ張ってもらってきた。その先輩が3月に去り、生え抜きメンバーだけでの初コンサート。真価が問われる大一番は、デビュー曲「暗闇」から最新シングル「花は誰のもの?」まで、オリジナル曲を全て披露した。センターの石田千穂(20)は「初期から応援してくださっている方々には懐かしさを、新規ファンの皆さんにはSTU48の新しい未来を感じてもらえるように頑張りました」と話した。