森永卓郎氏 選挙結果を受け「ほんとに心配な状況になってきた…昭和初期と非常によく似ている」
2022年07月11日 16:07
芸能
森永氏は「ほんとに心配な状況になってきたなと思っている」という。「昭和初期と非常によく似ているんですね。1929年10月24日にニューヨークダウが下がり始めるんですよ。3年近くにわたって10分の1まで下がるんですけど、下がり始めた年に日本は金融引き締めと財政引き締めっていうのを同時にやったわけですよ。その結果、昭和恐慌っていうのが起きた」と説明。その上で「今回自民党が大勝したことによって、岸田総理の政治基盤っていうのは、ものすごく強くなるので、岸田さんは多分やりたいことをやる。それが財政の引き締めと金融の引き締めなんですよ」とし「割と高い確率で、私はこの3年間の間に消費税増税に踏み切るんじゃないかなっていう気もしています」と話した。
さらに「実は岸田総理にブレーキをかけていたのは安倍元総理なんですよ。“財政、金融締めちゃだめよ”ってずっと言い続けてたんです。直近まで」とし、「でもその安倍元総理を失ってしまったことによって、私は岸田総理はやりたいようにやっちゃうと思うんですよね。ちょっとまずいなっていう、昭和初期の歴史を政治家の皆さんもう一度振り返って欲しい」と自身の考えを語った。