若狭勝弁護士 安倍元首相の国葬案に「今回の事件の動機が何だったのか、奥深いところをもっと…」
2022年07月13日 10:01
芸能
若狭氏は「安倍さんのこれまでの外交を含めた非常に輝かしい功績を考え、在任期間も長かったということも考えると、国葬ということは値するとは私は思います。ただ国葬をするにあたっては法律できちんと整備しないといけない」と指摘。
そのうえで「今度の臨時国会でそれがきちんと法律化できるかどうかっていうことになるんですが、なかなか与野党含めて、安倍さんの事件において今回、法律をつくるってことについては抵抗感があると思うんですよね」と言い、「今回の事件、例えばこれが安倍さんの政治的な主張とか、政治的な言論を封殺するために殺害したというような動機面が強くなれば、これは国会議員、政治家としてはこれは国葬に値するということになるんですが、今は要するに宗教関係のどうのこうのが動機だということになってきているので、そうするとその点でちょっとトーンダウンする可能性がある」とした。
そして「逆にいうと今回の事件の動機が何だったのか、奥深いところをもっともっときちんと認定する必要があろうかと思うんですが、結論としてはおそらく国葬はできずに内閣と自民党の共同葬みたいな形で落ち着くのではないかと私は見ています」と自身の見解を述べた。