「奈良県警の大失態。最悪の警備」元大阪府警刑事が断言 「大阪府警、警視庁であれば起きてなかった」
2022年07月14日 19:15
芸能
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中島氏は「岡山県警の場合は警護員の気迫といいますか、必ず警護するんだという志に(容疑者が)負けて近寄ることもできなかったということだと思うんですけども、奈良の場合は隙があり過ぎたんだなぁと思います」と指摘。さらに中島氏は事件当日に現地に赴き、多くの人を取材し、多くの映像を確認したと明かした上で、「一人一人の警護員の動きが全くなってないし、警護しているんじゃなくて、安倍元総理の演説を聴いていたりする人物もおりますし、そこらへんが非常に良くなかったと思いますね」と語った。
安倍元総理は事件当日、当初は長野で応援演説の予定だったが、前日の夕方になって奈良に変更となった。“時間的な制約があったのではないか”との声に対し、中島氏は「(他の)県警は警備計画を一瞬にして練って、これをこなしてますんで、これがもし大阪府警、それから警視庁であれば、多分こんな事件は起きてなかったと思いますね」とキッパリ。最後に「今回の奈良県警の警察官は、まさか日本で拳銃で撃たれる事件が起きるとは思ってなかったと思うんですよ。だから、全く油断していたと思うんですよね。だから、あのような状況であれば、例えあの現場に警察官が1万人いてもですね、私はこの事件は起きていたと思いますね。一人一人の任務分担、責任感。これが全く欠如していたんじゃないかなと思います」と厳しい言葉で締めくくった。