TBS「ユニコーンに乗って」　活力与える“おじさん”西島秀俊の夢追う姿

　TBSドラマ「ユニコーンに乗って」（火曜後10・00）は、永野芽郁（22）演じるCEOをはじめ、若者が多く働くスタートアップ企業が舞台。内装もオシャレな今どきの会社に転職してきたのが、西島秀俊（51）演じる元銀行員だ。メインキャストで唯一の“おじさん枠”だ。 　プロデューサーの松本友香氏は「西島さんをおじさんとして扱っていいのかなと思ったんですが、“僕はおじさんですから”と引き受けてくださった」。元銀行員は憧れだった教育業界での仕事を夢見て転職した人物。少年のように目を輝かせる姿は「大人になっても夢を追いかけていいんだよ」と視聴者に強く訴えかける。

　火曜ドラマは週の半ばに差し掛かる曜日の放送とあって、明日の活力になるようなメッセージが込められている。ターゲットは主に若い女性。キャストもスタッフも若手が多い中で、西島は頼りになる存在だ。松本氏は「年齢差を感じさせない気さくな方。良い意味で構えることなく、若者との化学反応を楽しんでくださってる。この枠の視聴者の層を広げてくださってると思う」と話している。