飯沼愛、新垣結衣演じた「パパムス」令和版抜てきに「まさか私が」 デビューから半年「成長をみせたい」
2022年07月22日 09:17
芸能
“令和版”の今回は、2人が元に戻れる日を信じて奮闘する従来のストーリーに加え、ラブコメ要素も盛り込む。思いを寄せる先輩と結ばれたいムスメ、先輩に娘を奪われたくないパパ、そして入れ替わりに気づかずにムスメに引かれていく先輩。“パパとムスメとカレ”の三角関係の構図で物語が進む。
飯沼は21年10月から12月に同枠で放送されたドラマ「この初恋はフィクションです」でドラマデビューにして初主演を務めた。女優人生をスタートさせた前作については「心から幸せだった」と充実感を浮かべ、放送終了から約半年で再び主演の依頼が舞い込んだことについては「凄く驚きました。また主演をさせていただけるとは夢にも思っていませんでした」と明かした。
大ヒット作のリメーク版という依頼。15年前、自身は3歳だが「再放送で見ていました。お話しいただいたときは私がやるのか!と驚きでした」という。「学校の先生は、15年前の放送をリアルタイムで見ていた世代で。すっごい楽しみと言っていただけます」とはにかんだ。また「最初はプレッシャーを感じましたけど、今はそこまで意識をせずに、15年前の作品を懐かしいと思っていただきながら、違ったストーリーを楽しんでいただけたら」と風格を感じさせる。
今回演じる小梅は大嫌いなパパ・恭一郎と心が入れ替わってしまい、パパに先輩との恋路を阻まれる異常事態を迎える。“姿は小梅で中身はパパ”という難役について「探り探りですね。仕草、言葉使いが全然違うので」と悩んだようす。パパを演じる眞島からアドバイスを受けたり、街中で父親世代の人を観察したりと、“オヤジ化”するために工夫して日々を過ごしている。
憧れの女優を聞くと、橋本環奈、上白石萌音の名を上げ「人として凄く魅力的だなと思う。人としての考え方が凄く女性としてかっこいいなと思っています」と語った。
だがあくまで女優としては「こうなりたいというのは決めていないです」という。目指すのは「人に影響を与えられるようなお芝居」。「ドラマを見て“明日から頑張ろう”と、今までいろんな作品に助けられてきた。今は私が誰かに影響を与えられる立場ではあるので、もっと頑張っていきたいな」と目を輝かせた。
デビュー作だった前回は「監督から表情が固まっていると指摘されて、終わってから見返すと表情がいつも一緒だったなと思いました」と反省点を分析。「前回とはお芝居の仕方、表現の仕方が全然違う。今回は自由に楽しみながらお芝居をできているので、成長をみせたい」と意気込んだ。「15年前の作品とはまた違った面白さがあるので、懐かしさを感じながらもまた別の作品として楽しめると思います。入れ替わってからの三角関係、凄く面白いのでぜひ楽しみにしていただけたら」と作品の魅力をアピールした。