清原博弁護士 TKO・木本の投資トラブルに言及「違う事案では、多額の場合は逮捕にいたる事案もある」
2022年07月22日 16:24
芸能
清原氏はこの投資話が実際に存在したか、存在してないかの2つに分けて法的責任について語った。
投資話が存在していた場合は「“投資をする”とお金を集めて実際に投資していれば、詐欺ということはない。問題は投資をしていたAさんで、人から集めて投資をする時には金融庁に登録しないといけない。無登録で投資をしてしまうと、これまた犯罪。もしかしたらAさんが無登録なら無登録営業で犯罪となり、木本さんがそれにどこまで関わってたのか、というところで木本さんに問題が出てくるかもしれない」と無登録であれば、問題が生じる可能性があるとした。
また、投資話が存在せず架空だった場合は「投資もしないのに投資話を持ちかけると詐欺罪になる可能性があります。詐欺罪というのはだますという意志を知らないといけない。木本さんがだましの話だと、ウソの投資話と知っていて持ちかければ、木本さんも詐欺罪に問われる可能性もあるけども、ウソの話と知らなくて本当に投資するんだ、儲かると思って話を(周囲に)薦めていたら、木本さんに詐欺罪が成立しない可能性がある」と木本がどこまで知っていたかで変わってくるとした。
ただ、集めたお金が5億円以上にのぼるとみられることから「1回2回の勧誘であれば知らなかったというのも言えると思うが、これだけ金額が大きくて多数回になると、中々知らなかったというのは通じなくなってくる。本当に違う事案では、多額の場合は逮捕にいたる事案もある。今後どうなるのか、推移を見守っていかないといけない」とした。