【今夜の鎌倉殿の13人】第28話「名刀の主」梶原景時の変…りく教唆?義時は鬼の形相 土肥殿が嘆く軋轢

2022年07月24日 08:00

芸能

【今夜の鎌倉殿の13人】第28話「名刀の主」梶原景時の変…りく教唆?義時は鬼の形相 土肥殿が嘆く軋轢
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第28話。梶原景時(中村獅童・左)と北条義時(小栗旬)(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は24日、第28話が放送される。今夜の注目ポイントを探る。
 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 第28話は「名刀の主」。北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)との争いにより、訴訟の取次を行う宿老は、北条義時(小栗)と梶原景時(中村獅童)の“5人衆”構想から大きく逸脱。“13人衆”にまで膨れ上がった。2代鎌倉殿となって気負う源頼家(金子大地)は、これを自身の力を侮っている結果だと捉えて憤慨。北条時連(のちの時房、瀬戸康史)・頼時(のちの泰時、坂口健太郎)ら“若手6人衆”を側に置き、牽制する。そんな中、13人の宿老たちが集まり、常陸の御家人の土地争いについて評議を行う…という展開。

 公式サイトの次回予告。タイトルの基になった「13人の合議制」が誕生したのも束の間、「鎌倉 不協和音」「梶原景時の変」のテロップ――。りく(宮沢りえ)は「これを機会に、梶原を引きずり下ろしてしまいましょう」と教唆、土肥実平(阿南健治)は「何故また、身内同士でいがみ合わねばならんのだ!」と嘆く。義時は「許されることではございませぬ!」と鬼の形相だ。

 「梶原景時の変」は正治元年(1199年)から翌正治2年(1200年)にかけ、源頼朝亡き後の権力闘争から勃発した最初の事件。

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