AKB48小栗有以、女優としての新境地 憧れ川栄李奈の道へ…令和版「パパムス」で「新しい私を見せる」
2022年07月25日 09:10
芸能
“令和版”の今回は、2人が元に戻れる日を信じて奮闘する従来のストーリーに加え、ラブコメ要素も盛り込む。思いを寄せる先輩と結ばれたいムスメ、先輩に娘を奪われたくないパパ、そして入れ替わりに気づかずにムスメに引かれていく先輩。“パパとムスメとカレ”の三角関係の構図で物語が進む。
小栗は飯沼演じる小梅の親友・律子として恋愛を盛り上げる。「アイドル・小栗有以」のファンからも応援の声が続々届き「私のファンの中にも前作を見たことのある人、前作のファンの人が多くて、出演を報告したとき“うれしい”と凄く喜んでくださった」と笑顔。「友達として2人の恋愛を盛り上げるという、今まで演じてきた役とはまた違った役柄。新しい自分が見せられるんじゃないかな。凄くワクワクしています」と意気込んだ。
ヒット作のリメイク版という点については「前回の作品を見ていたよ、という人が凄く多くて。プレッシャー…ではないけど、頑張らなきゃ、と引き締まる思いです」と背筋を伸ばす。
演じる律子は、とにかく明るく元気いっぱいな女の子。普段は「あまり自分から積極的に話しかけず、一人で黙々と作業するタイプ」だという小栗だが、演じるにあたって「最初はテンションを上げていくためにどうしたらいいか悩みました。テンションを上げるだけでなく、イマドキの高校生らしさを出すためにはどうしたらいいか…」と役作りに悩むこともあったそう。「凄く悩みましたが、TikTokやYouTubeを見て、いろんなドラマを見て勉強しました」と明かす。また、カメラが回っていないときも“律子”のスイッチは切らず「現場で小梅ちゃん(飯沼)と仲良くおしゃべりしてます。普段から仲良くなってこそ、今回の演技に生きるかな」と意識を高く保っている。
AKB48のドラマ以外の出演は4作目となる。「グループ外でやらせていただくのはいろんな吸収があって勉強になるし、演技って楽しいなって改めて感じる」という。
アイドルとして8年、中堅としてグループを引っ張る存在だが、女優としては「まだまだ未熟」という。「毎回、勉強するぞ、吸収するぞという姿勢でいます」自ら共演者にアドバイスを求めにいくなど演技を探求し続けている。
目指すのは「カメレオン俳優」だ。「たくさんの作品に出演して、いろんな役を演じることができる俳優が素敵で魅力的に感じる。ナチュラルな、自然な演技をできる人になりたい」という。そんな小栗の憧れは「同じグループの先輩である川栄李奈さん」と、AKB48卒業後、女優として頭角を現し、人気女優の登竜門・NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でヒロインを演じた先輩の名を挙げた。「朝ドラにも出演されて、本当にいろいろな役に挑戦されている。何でもできる俳優さん。偉大な先輩がいらっしゃるので、私もいつか朝ドラに出られるように頑張りたい。今後も自分のゴールを決めずに、これからいろんな挑戦をしていきたい」。
AKBファンからの注目に加え、前作ファンも多い期待度の高い今作。ただしストーリーはオリジナル要素が強く「前回とは違う内容なので、リメイク版として、私たちに出せる青春感を生かせたら。新しい『パパムス』を好きになってもらいたい」といい「私が恋のキューピットととして明るく盛り上げていきまうので、是非そんな律子にも注目していただけたら嬉しい」と呼びかけた。