松尾諭 かつて運転手を務めていた人気女優との思い出 遅刻しても社長には「言わなくていいよ」も…

2022年07月30日 17:05

芸能

松尾諭 かつて運転手を務めていた人気女優との思い出 遅刻しても社長には「言わなくていいよ」も…
松尾諭 Photo By スポニチ
 俳優の松尾諭(46)が30日、NHK「土曜スタジオパーク」(土曜後1・50)にVTR出演。20年前に女優の井川遥(46)の運転手を務めていた当時の思い出を語った。
 番組ではこの日ゲスト出演した井川を知る人物として、松尾を取材。VTRで登場した松尾は井川との付き合い方について「凄い奇麗な人っていうイメージがあったんですけど、なるべくそういうことを考えないように、異性とかそういうのでもなく、事務所の先輩の運転手っていう」と振り返った。

 「で、運転手の仕事が終わってから、事務所で久しぶりに会った時に、こんな奇麗な人と一緒におったんや、っていうのを改めて思ってびっくりしたっていうことがありました」と回顧。当時は「井川さん、“おいしいものが食べたい”と。もちろん僕もおいしいものが食べたいから、凄いグルメ本をいっぱい買って車に積んで、“ここ良さそうですね”とか、普段、行けなさそうなお店とかをですね積極的に提案して」いたとし、「次の日早かったりもあるから、“きょう食べたいけどやめとこうかな”って言うのもあって、その時は凄いがっかりしましたね。“えーっ”ていうのはありましたけど、顔にはそんな出さず」とも語った。

 印象的な出来事には自身の「遅刻ですね」とし、「1回目遅刻したときに、凄いこっちが大焦りで、まず社長に電話して、“すいません、寝坊しました”って言ったらすごい怒られて。社長からも井川さんに連絡があって、(井川が)“社長に言っちゃったの?言わなくていいよ”って。“怒られたでしょ。大丈夫だから”って言われて。優しいと思って」。その後しばらくして再び遅刻した際には「その時は社長に言わずに。井川さんも“大丈夫、大丈夫”って言われて」、すると再び遅刻をしてしまい「3回目ぐらいに遅刻をした時は、井川さんに直接“松ちゃん、いい加減にしてね”って優しく怒られました。それ以降はしてないです」と神妙に話した。

 松尾の下積み時代は自伝的エッセイを実写化したNHKBSプレミアムで放送中の「拾われた男」(日曜後10・00)で描かれており、井川も20年前の本人役で出演している。井川は当時について「松尾君は私の運転をしてくれてたんですけど、ドラマ通り本当に現場でどこにでもひゅーっと人の懐に飛び込んで行っちゃうというか、なので役者さんと私より先に仲良くなってたり、差し入れのお菓子を食べつくしてたり、いろいろありましたけど」と笑って見せた。

 また「年も近くて音楽が好きって言う共通のこともあって」とし、「私が鼻歌を歌うと、“これですか”って持って来てくれたり、その当時本当に忙しかったので、仕事の話をするんではないんだけど、車に戻ってくると松ちゃんがいるっていう、そういう凄く自分の中では安心感がありましたね」としみじみと話した。

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