パーキンソン病の歌手、樋口了一 映画初主演へ「うれしくもあり、無理だろうという思いも」

2022年08月01日 05:30

芸能

パーキンソン病の歌手、樋口了一 映画初主演へ「うれしくもあり、無理だろうという思いも」
映画「いまダンスをするのは誰だ?」に主演する樋口了一の撮影風景 Photo By 提供写真
 パーキンソン病と闘いながら活動を続けるシンガー・ソングライターの樋口了一(58)が、来年夏公開予定の映画「いまダンスをするのは誰だ?」(監督古新舜)に主演する。家庭を顧みなかったサラリーマンが、パーキンソン病と診断されたことをきっかけにダンスを通じて生き方を見直していく感動作。当初は主題歌での依頼だったが、初の映画出演のオファーに「うれしくもあり、無理だろうという思いもあった」という。
 しかし、古新監督の熱意に翻意。「撮影中、僕自身の病気の症状も出るかもしれませんが、当事者だからこそ分かることが伝えられたらと思います」と意欲を見せている。映画と同タイトルの主題歌も、9月7日にデジタル配信リリースされる。
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