TKO木本、今後の対応は トレーダーに「法的手段」の理由「相手にインパクトを与える」

2022年08月02日 05:30

芸能

TKO木本、今後の対応は トレーダーに「法的手段」の理由「相手にインパクトを与える」
巨額投資トラブルの渦中のTKO木本 Photo By スポニチ
 【TKO木本投資トラブル 】 お笑いコンビ「TKO」の木本武宏(51)が1日、巨額投資トラブルに関し「お詫(わ)び」と題した文書を報道各社に送付した。トラブル発覚後、本人が公にコメントするのは先月23日のツイッター投稿以来。金を預けた投資家2人と、弁護士を通じて返金交渉をしているとし「皆さまには大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と謝罪した。
 投資家2人は外国為替証拠金取引(FX)をしていた20代デイトレーダーと、不動産投資を行っていた会社社長。会社社長からは返金計画が示され解決の方向が見えてきたが、木本はトレーダーに対しては「法的手段を取るしかない」としている。

 今後の木本の対応について、弁護士の亀井正貴氏は「一般的には刑事、民事両方で訴えるだろう」とする。「刑事事件にすることで、金を返さなければいけないと相手にインパクトを与える」とし、同時に進行させることが重要な手法という。トレーダーに運用実績がなければ、詐欺罪に問われるという。

 また、木本が出資者と借用書を交わし、返済していく意向を示していることには「木本さんのメリットとしては信用を回復するということしかない」と指摘。亀井氏は「本来ならば、出資者がそれぞれ投資家を訴えることで被害総額も大きくなり警察も動きやすい。木本さんだけが訴えるという手法は少し疑問だ」とした。

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