テレ東「復讐の未亡人」 映像美で魅せる“重くない”復讐シーン

2022年08月04日 04:30

芸能

テレ東「復讐の未亡人」 映像美で魅せる“重くない”復讐シーン
テレビ東京ドラマ「復讐の未亡人」の原作者・黒澤Rさんが描き下ろしたヒット御礼イラスト。左は主人公の松本若菜、右は共演の桐山漣 Photo By 提供写真
 松本若菜(38)演じる主人公の甘美でセクシーな復讐(ふくしゅう)劇が話題のテレビ東京ドラマ「復讐の未亡人」(木曜深夜2・35)。原作となっている同名漫画(双葉社)の筆者、黒澤Rさん(年齢非公表)は第1話(7月7日)の見逃し配信の再生回数が120万回を突破する人気ぶりに「万感の思いです」と感激している。
 原作は大手電子書籍サイト「めちゃコミック」でランキング1位を記録した話題作。現在も連載中だが、山鹿達也プロデューサーは「夫の死の真相を知り復讐を成し遂げるという物語の幹を変えず、全8話で描き切るということで原作サイドにご理解いただきました」と明かす。

 物語の面白さを引き立てているのが映像美だ。「マカロニえんぴつ」や「DISH//」らのミュージックビデオを手掛けている井樫彩監督(26)のこだわりで、ドロドロとなりがちな復讐のシーンこそ、あえて重くならないように撮ったという。山鹿氏は「映画やドラマだけでなく、ミュージックビデオを手掛けていることもあって美的センスがいい。原作の良さを映像でうまく引き出せたと思います」と称えた。

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