二木芳人教授 お盆の帰省「1日、2日前に検査を」など助言も 「悪い影響が出る可能性」指摘
2022年08月04日 11:17
芸能
これについて二木氏は「こういうのは検査を積極的にして、安心安全のうえで帰るってことはいいんですけど」としながらも「こういうターミナルや空港でやると、そうしたら旅行に行く直前に検査をするという人も多いのではないかと。陰性ならいいんですけど、陽性になった場合に現場で随分お困りになるんじゃないかと。ですから是非旅行に行かれる直前ではなく、1日前、2日前に検査をしてですね、万全にしたうえで旅行準備をされるのがよろしいんじゃないかと思いますね」とアドバイスした。
帰省をする際の注意点については「一つは自分で取れる対策としてワクチンと検査だと思いますね」と提言。「あとは基本的な感染対策、これを徹底するしかないと思うんですね。どうしても旅行をすること自体は悪くないんですけれども、旅行に出ますとその行程の中ですとか、行った先で日常とは違う行動パターンになりますので、どうしても感染対策は緩みがちです」とし、「そういうところを一つ一つもう一度振り返ってですね、感染対策の徹底。特にですねマスクとか、飲食の時に密にならないようにと、もう1つはこういう時期ですのでエアコン、かけて涼しい部屋でということになると換気が十分でないケースが多いですね。お店もそうだと思うんですね、ですからそういうところを、お店側も利用される方々も皆さんで気を付けていただくってことは非常に重要だと思います」と強調した。
一方でお盆の帰省がその後の感染にどのような影響を及ぼすのかと聞かれると、「いいように作用するとは考えられないですね。悪い影響が出る可能性はある」とも語った二木氏。「ピークは今週、来週早々に迎えるかもしれませんけど、いわゆる重症者とか亡くなる方とか、医療に対する負担というのはその後1週間か2週間後に来ますから、ちょうどお盆の頃」とし、「でまたお盆の前後と言うのいろんなイベントがありますよね、夏の。そういったところで人がたくさん密集したり接触したりする機会が増えますので、これはかなり慎重にみておかないと、さらに感染に対して悪い影響を出さないとは限らないですね。仮にピークを迎えたとしても、その落ちっぷりがだらだらと遅くなるという可能性もありますね」と予想した。