EXIT 吃音協会“水ダウ”への抗議について言及 兼近「燃えるのがおかしいと思う」
2022年08月04日 22:26
芸能
りんたろー。は「めっちゃムズイですね」と話した上で「みんな何かを守ろうとしただけなんですけど、守ろうとするものが違うとこうなってしまうのかなと思って…」とつづけた。しかし気になる点があるという。「吃音協会の方が発言する際にもうちょっと慎重になった方が良かったかなと思います。“私たちはこう思っています”みたいな意見をそろえかねないじゃないですか。障がいを持っている人が感じることはそれぞれ違って、嫌な思いをする人もいれば、励まされる人もいたりして、そこは慎重になった方がよかったと思います」と吃音協会側で気になる点を話した。
続けて「こういう問題が起こった時に、テレビ側の解決方法としてこれからは排除していこうみたいな解決の仕方は、いいのかなと思ったりします」とテレビ側で気になる点を語った。
兼近は面白さの基準が難しいという。「差別かどうかの前に、これが面白いかどうかの問題も出てくるじゃないですか。見る側の捉え方も自由だし、テレビの出し方も自由なので両方間違いじゃないと思っています。だから燃えるのがおかしいと思うんですよ。それぞれの見せ方に対して乗っかって、それが揉めてるだけ。どっちも目指しているというか、差別を助長しているわけでないし、お笑いを否定してるわけでもないので凄く難しくなりましたね。個人で判断をしないといけないですね」と持論を展開した。
4日にもNPO法人・日本吃音協会は公式ツイッターを更新。文書では、私達も番組に悪意があったとは考えていません。しかし私達の多くは日常のなかでまさにその悪意のない嘲笑に深く傷つき、『大袈裟だ』『考え過ぎでは』などの理解の無い言葉に心を痛めているのです。実際に番組を見た親御さんからの声もいくつかいただきました。誤解しないで頂きたいのは、私達は吃音のある芸人さんの活動を否定しているわけではなく、むしろ応援したいのです。吃りながら話している人を馬鹿にしているように受け取られかねない様子を放送した事に対して抗議しているのです」と抗議の趣旨をあらためて訴えた。