張本勲氏 U20世界記録の“ボルト2世”に喝「最後まで息を抜いちゃだめ。もったいないよ」

2022年08月07日 11:22

芸能

張本勲氏 U20世界記録の“ボルト2世”に喝「最後まで息を抜いちゃだめ。もったいないよ」
張本勲氏 Photo By スポニチ
 野球評論家の張本勲氏(82)が7日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。2日にコロンビアのカリで行われた陸上のU20(20歳未満)世界選手権男子100メートル決勝で、レツィレ・テボゴ(19=ボツワナ)がU20世界新記録となる9秒91をマークして金メダルを獲得したことに言及した。
 アフリカの小国、ボツワナの19歳は、好スタートを決めると0・8メートルの追い風を背に序盤からリードを奪い、ラスト20メートルで右を向いて右手でアピールしながらフィニッシュ。自身が保持していた記録を0秒03更新するニューレコードを樹立し、9秒58の世界記録保持者、ウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)をほうふつさせた。ボルトは、08年北京五輪の決勝でラスト20メートルで両手を広げて右を向き、右手で胸をたたいてフィニッシュ。当時世界新となる9秒69で金メダルを獲得している。

 張本氏は「喝!世界記録出した選手、スポーツは数字を争う競技。最後まで息を抜いちゃだめ」とラスト20メートルで“遊んだ”と指摘。「19歳だからね、社会に出ても、立派な社会人になってもらいたいじゃないですか。日本はスポーツは礼に始まって礼に終わる。これをちょっと教育してもらいたいね。もったいないよ、あれだけの速さを持っててね」と話した。

 張本氏は昨年12月26日の放送で同番組のレギュラー出演を「卒業」。生出演は3月27日の放送以来となった。
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