「鎌倉殿の13人」泰時に続き…トキューサも爆誕!ネット爆笑 時房・瀬戸康史「どうも、トキューサです」
2022年08月07日 21:00
芸能
稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。
第30話は「全成の確率」。源頼家(金子大地)に対して呪詛を行った疑いにより、詮議を受ける阿野全成(新納慎也)。比企能員(佐藤二朗)は背後に北条家の暗躍があると確信し、対決姿勢をさらに強める。夫・全成が権力闘争に巻き込まれた実衣(宮澤エマ)は激怒。娘・実衣の追及に、北条時政(坂東彌十郎)は名乗り出ようとするものの、妻・りく(宮沢りえ)に止められる。北条義時(小栗)は北条家を守るため一案を講じ、畠山重忠(中川大志)の助力を得る…という展開。
全成が1体回収し忘れた木人形を見つけたのは、蹴鞠の指南役・平知康(矢柴俊博)だった。
北条時連(瀬戸康史)の“リフティング”は1000回。知康は「あんたに教えることは、もうない!鎌倉殿にいらんと言われたのだ。(京に)帰るしかなかろう。最後に1つ、いいことを教えてやる。おまえの名、今すぐ改めよ。時連の『連』は、銭の穴を貫いて束ねる『連』を思わせ、非常に品が悪い。向こうで活躍するのを、夢見ておるのだろ。他の者たちの蹴鞠には邪念が見えたが、そなたの球筋だけは常に真っすぐであった」。時連が「師匠!」と蹴った蹴鞠は、知康の頭を直撃。倒れ込んだ時に見つけたのが木人形だった。
その後、時連は父・北条時政(坂東彌十郎)と双六。
時連「実は私、名前を変えました」
時政「えっ?」
時連「鎌倉殿より『時房』という名を頂きました」
りく(宮沢りえ)「トキューサ?」
時房「『時房』にございます」
りく「大事な名前を何だと思っているのです」
時政「いいじゃねぇか。わしも気に入ってなかったんだ」
時房「そうなんですか」
時政「『連』の字は三浦からもらったんだが、『連』って何だよ~おまえ。ハッハッハ」
時連「早く言ってほしかった」
時政「トキューサ。いいと思うよぉ。どんな字、書くんだ」
時連「(やや食い気味に)『時房』です」
時政「だから、字はどう書くんだって」
時連「字は時…(指で書く)」
前回第29話(7月31日)、北条頼時(坂口健太郎)が「泰時」に改名したのに続き、のちの大政治家「時房」も爆誕。SNS上には「トキューサw」「トキューサに声出して笑いました」「トキューサ以外地獄だった」などの声が続出。阿野全成(新納慎也)が討たれる回とあり、数少ない爆笑ポイントとなった。
オンエア終了後、瀬戸本人も自身のツイッターを更新。「どうも、トキューサです。笑」と投稿した。