二宮和也 06年「硫黄島からの手紙」オーディション秘話 「監督に会っていたら間違いなく落ちていた」
2022年08月07日 22:53
芸能
事務所から「オーディション受けるか?」と「硫黄島からの手紙」のオーディションを打診された。その際、二宮は監督がクリント・イーストウッド氏だったことに「クリント・イーストウッドのオーディションに行ったっていうので、このトークだけで7、8年いけるんじゃないかと思って」と考えていたことを打ち明けた。
だが、「目的は会いに行くことだったから」とオーディションに監督が不在だったため「もう大丈夫だ。これはもういい」とやる気を失った。そのためオーディションで出された「やりたいシーンを3つ選んで」というお題で、3つ全て「黙っているシーンやった」と話さなくてすむシーンを選んだという。
これにはさすがに映画関係者から「セリフあるシーン1個くらいやって」と注文され、渋々演じた。この「やる気のない感じが現代的であの役にピッタリ」とクリント・イーストウッド監督に刺さった。二宮は「オーディションで監督に会っていたら間違いなく落ちていたんだなと思う」と振り返った。