昨年2月に大腸がんの手術を受けた「ラッツ&スター」の桑野信義(65)が9日放送のNHK Eテレ「ハートネットTV 私のリハビリ・介護」(後8・00)に出演。がんの手術後、志村けんさん(2020年死去、享年70)が夢に出てきたと明かした。
共演者から「手術の後、夢の中で志村けんさんが出てきたと聞いた」と振られた桑野は、「出てきましたね」と返答した。夢の中の志村さんは「ニコニコ笑ってそば屋のセットで1人で飲んでいた」という。「桑ちゃん、飲みに行くか」と志村さんが語りかけてきたそうで、「はい行きますって言って、そのままセットから歩いて行くのを追いかけていったんです。外に出たんだけど、志村師匠はいなくなっちゃった」と展開を振り返った。
桑野はフジテレビ系「志村けんのバカ殿様」で共演するなど、志村さんのことを「師匠」と慕っていた。夢の内容について「今考えると(志村さんは)“お前、俺についてきちゃだめだぞ、まだそっちに残って仕事しとけよ”っていうメッセージだったのかな」と、しみじみ話し、何度もうなずいていた。