新内閣にも閣僚7人が旧統一教会と関係 柳沢秀夫氏「本当に無縁な人を見つけることが難しい」

2022年08月11日 16:50

芸能

新内閣にも閣僚7人が旧統一教会と関係 柳沢秀夫氏「本当に無縁な人を見つけることが難しい」
柳沢秀夫氏(2010年撮影) Photo By スポニチ
 ジャーナリスト柳沢秀夫氏が11日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、第2次岸田改造内閣の陣容についてコメントした。
 岸田文雄首相は10日、組閣を行い、19人の閣僚のうち9人が新入閣という顔ぶれとなったが、この日夜までには新内閣にも過去に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と何らかの関係があったことが判明した。

 内閣改造前に、教団との関係を認めた7人が全員交代となり、教団色を薄めたはずが、皮肉にも同じ7人が教団と何らかの接点があったことになる。岸田首相は「厳正な(関係の)見直しを了解した者のみ任命した」と説明している。

 この状況について、柳沢氏は「自民党の中で旧統一教会と本当に無縁な人を見つけることが、もはや難しいんじゃないかということが、今回浮き彫りになった気がしますね」と指摘した。

 フリーアナウンサー加藤綾子から「自分に甘い対応をした場合、その方が信頼を失う場合がありますよね」と振られると、柳沢氏は「そういう意味で言うと、客観的な立場、第三者の立場からチェックしてもらいたいという気持ちもある」とコメント。一方で、「一番実情を知っているのは当事者であり、当事者の周りにいる秘書、スタッフだと思うので、どうしても本人、あるいは周辺が徹底的に調べることになると思う。そこに決して甘さがあってはいけない」とし、「こういうタイミングですから、徹底的に調べて、それを開示することをしてもらわないと、国民は納得しないと思います」と、自浄作用を期待した。
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