里崎智也氏 イチロー氏は「自分から相手のことを否定しない」06年WBCでは「ついていこうみたいな」
2022年08月15日 15:54
芸能
チームメートには松坂大輔氏(当時は西武)やイチロー氏(当時はマリナーズ)がおり、「最初思いましたもん。邪魔だけはしないようにしようって」と里崎氏。「イチローさんにはご飯食べに行きたいから連れて行ってくれって自分から言って」と回顧した。
イチロー氏については「あそこまで凄くなると、“もっとこうした方がいいよ”とか、“こういう練習あるよ”って言いがちじゃないですか、人間ってやっぱり。でも、人の話は聞いてくれるけど、人の話は絶対否定しないです」と里崎氏。「“もっとこうした方がいいよ”とか言わないんですよ。“あーそういうやり方もあるんだ”って。僕らが“イチローさん、どうやってやってるんですか”って聞いたら、“俺はこういうふうなやり方するけどね”っていうのを言うだけで、自分から相手のことを否定しないっスよ。凄いなと思いました」としみじみと話した。
その大会では「イチローさんについていこうみたいな」雰囲気だったという。第2ラウンド初戦の米国戦での相手投手はエース、ジェイク・ピービだったが「(イチローが)“メジャーなんて大したことないし、こんなん楽勝で打てるよ”って言って、先頭打者ホームランですからね。そりゃ全員が“いける”って思いますよね」と振り返った。