斉藤由貴 「定期的に舞台の仕事をする」理由 関ジャニ∞も深くうなずく俳優論
2022年08月16日 11:41
芸能
アフタートークで斉藤は「俳優というものは基本的に脚本、セット、役柄、衣装…全て作られたところに入っていくもの。アドリブは素地が出る。自分が進めていかなきゃいけないのに、自分の演技を俯瞰(ふかん)で見てたりして、自分はダメだなバカだな勉強不足だなとか。全部オンタイムでどんどん頭に入ってくる。自己嫌悪とともに物語を進めていかないといけない。客観と主観を同時進行していく胆力が必要」と語った。
さらに「俳優って嫌な思いをたくさんしなきゃいけない職業」としみじみ。
「私は定期的に舞台の仕事をするようにしていて」という。「すごく嫌な思いいっぱいするんですよ。自己嫌悪に陥るし、毎日毎日同じ事を続けないといけない。お客さんの前でセリフ忘れたり汗かいたり、くたびれて体の管理もしなきゃいけないし。でも“嫌なことをやる”しか、最終的には自分の演技者としてのステージを上げてくれない。いいことだけじゃ絶対、成長できない」と信念を語り、関ジャニ∞の面々もうなずきながら聞き入った。今回のアドリブ劇について「嫌な思いをするっていう意味では今回のお仕事はうってつけでしたね」と笑顔を見せると、メンバーからは笑いが起きていた。