小澤征悦　萩生田氏の旧統一教会「適切な対応」発言に「答えられないからではという疑問が出てしまう」

　俳優の小澤征悦（48）が22日、コメンテーターを務める日本テレビ系「スッキリ」（月～金曜前8・00）に出演。萩生田光一政調会長（58＝衆院東京24区）が自民党の生稲晃子参院議員（54＝東京選挙区）と6月、共に世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の関連施設を訪れていたことについて言及した。 　萩生田氏は18日、党本部で取材に応じ、関連団体の会員の集まりだと認識していたことを明らかにし、生稲氏は知らずに訪問したと述べた。萩生田氏は「今はかつての社会的な問題はないと認識していた」と釈明。その上で、安倍晋三元首相の銃撃事件や山上徹也容疑者（41）の供述を受けて「いまだに苦しんでいる方がいることに少し思いが足りなかった」とした。

　記者から「二度と（旧統一教会と）関係は築かない？」との問いに萩生田氏は「はい。適切な対応をしていきたいと思っています」と返答していたが、この発言に小澤は「なんで悪いことしてるのに、それに対して“もうしません”ってはっきり言えないのかって思う」と疑問を呈した。さらに「今回も物事をシンプルに考えれば、おのずと答えは出てくるのに、それを複雑にしていく。なんで複雑にするんだろう、答えられないからじゃないかって疑問が出てきてしまう」とし「政治家であるのであれば、自分の立ち位置をちゃんと見せて国民の皆さんに信じてもらう、今の状況だと信じられないんじゃないかな。僕は少なくとも信じられないです」と述べた。