香川照之の長男、市川團子が新型コロナ感染　「八月納涼歌舞伎」第二部は休演「今は復帰に向けて自宅療養」

　松竹は19日、俳優・香川照之（市川中車）の長男で、歌舞伎俳優の市川團子（18）が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 　出演中の歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の第二部「浮世風呂」は休演し、市川笑野が代役を務める。團子については「健康状態の経過観察を行うとともに、保健所の判断に従い、随時、必要な対応をして参ります」としている。

　松竹の発表を受けて、團子も自身のインスタグラムを更新。「新型コロナウイルス感染により、「八月納涼歌舞伎」第二部を休演することとなりました。ご観劇を楽しみにしてくださっていたお客様、この度はご心配とご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございません」と謝罪。「今は復帰に向けて自宅療養につとめております。皆さまには重ねて深くお詫び申し上げます」と記している。

　また、松竹は18日、「八月納涼歌舞伎」の第三部「弥次喜多流難譚」については、複数の舞台関係者が新型コロナウイルスに感染したことが判明したため、19日の上演を中止すると発表。20日（土）以降の第三部公演の実施については「状況を慎重に見極めております」とし、19日午後6時を目処に発表するとしていた。