堀ちえみ 舌がん手術から3年半経過 体は順調も後遺症へのコンプレックス「小さな屈辱は心に傷を」

2022年08月20日 14:03

芸能

堀ちえみ 舌がん手術から3年半経過 体は順調も後遺症へのコンプレックス「小さな屈辱は心に傷を」
堀ちえみ Photo By スポニチ
 タレントの堀ちえみ(55)が20日までに、自身のブログを更新。「そろそろ『がん』で傷んだ心のケアを考えようかなと思うこの頃」のタイトルで心境をつづった。
 堀は2019年2月に舌がん、同年4月には食道がんの手術を受けている。この日は、舌がんの術後の経過観察でCT検査や診察などを受けたことを明かし、「私が初めて告知を受けて手術してから、もう早いもので三年半経ちますので、半年に一度の画像検査なども受けて、きちんと診ていただきます」と説明。「昨日撮ったCT検査の結果は、もちろんまだですが…口腔外科の健診で、目視で主治医が診て下さった限りでは、異常はないということでした」と報告した。

 「身体の方が順調で何よりですが、実は…心の方は取り残されている状態」と切り出し、「『がん』というものに対しての、トラウマも含めて、言語や口腔内の後遺症へのコンプレックス。ブログでは詳しくは書けないけど、言葉が通じにくいがために受ける、社会生活の中でのいじめ的な屈辱。(特に介添が必要とされないためものを尋ねたり、道を説明したりした時に受ける小さな屈辱は心に傷を重ねていきます)気にしていないと思っていても、時にとても哀しくなります」と心境をつづった。

 「家族にさえも分かってもらえない、どうしようもない心の闇。これらは経験してしまったから、仕方がないと思い、一人でいろんな気持ちと闘い続けています。唯一、感謝の気持ちを持つことで、それらは和らいでいきます。でも一瞬だけで、またその闇は襲ってきます」と回顧。続けて、「『先ずは身体を治すこと』が先決でしたので、放りっぱなしにしてきた、『舌がんになったこと』に対しての、こころの傷を専門家のもとで、治療にあたった方が良いのかなと」と記し、最後には「術後5年の一区切りまでに、心もきちんと癒せればいいなと思います」とした。
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