舛添要一氏 旧統一教会との接点続出の自民議員に提案「教えてくれる調査機関を持つべき」

2022年08月21日 16:01

芸能

舛添要一氏 旧統一教会との接点続出の自民議員に提案「教えてくれる調査機関を持つべき」
舛添要一氏 Photo By スポニチ
 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(73)が21日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関連が取りざたされる政治家たちとそのカラクリについて解説した。
 番組では、岸田改造内閣で、教団との関わりが指摘される大臣、副大臣、政務官らが続々と判明していることなどを、風刺の利いた替え歌で表現。MCの千原ジュニアは「(旧)統一教会って知らなかったと皆さんおっしゃる。知らずに(講演会等で)しゃべりましたと。本当にそういうことがありえるんですか?」と、舛添氏に疑問をぶつけた。

 すると舛添氏は「ありえると思います」と答え、「名前だけで何十って関連団体があるんですよ」と、教団と関係のある団体が多くあるという事実を明かした。「私なんか柔道も剣道もやるけれど、世界平和武道連合って分かります?世界平和武道連合って来て“舛添さん、一緒に柔道やろう”って言ったら、行くかもしれない。これ統一教会(の関連団体)なんですよ」。世界平和女性連合は、国連NGOという肩書がありながら、実は教団関連団体。「国連のNGOだったら大丈夫だろうと行くじゃない?」と、教団関連と知らずに関わりを持ってしまう可能性を指摘した。「だからそこはみんなが分かっていたわけじゃないとは思います」と推測した。

 舛添氏自身も、過去に教団とのニアミスがあったという。「世界平和教授アカデミーって来て、“舛添先生、海外でこういうシンポジウムをやるから、お出になりませんか?”って。国際政治の。いいじゃない?って思うじゃない?これ、統一教会なんです」。その時は「大学の先輩の先生たちが“あれは統一教会”と教えてくれるわけ」と、周囲の指摘があったという。

 再発防止策として、舛添氏は「“ここは統一教会だから”というのを教えてくれる、そういう調査機関を自民党はを持つべきなんです。私の提案。おニャン子の生稲さんが、“これ(依頼が)来たから行きたいんだけど”と言ったら、“それダメだよ”というのを持てばいい」と提案した。

 ジュニアは、仕事で関わる相手先について徹底調査した後に絡む仕組みができているという。「逆に言えば、我々の方が徹底してるもんね。たとえば“YouTubeで誰々と絡みます”って言ったら、“ちょっと待って下さい”って調べて、調べて、調べて、OKですというのを会社からもらうんで」と説明。舛添氏は「会社がそう言ってくれるのは正解なんですよ」と感心していた。
【楽天】オススメアイテム