舛添要一氏 国立競技場の建設費負担めぐり猪瀬直樹氏とSNS上で舌戦「何もないのは密約でしょ?」
2022年08月21日 17:31
芸能
舛添氏はツイッターで、都知事時代に競技場の建設費用について「猪瀬元都知事と下村文科大臣の密約に悩まされた。組織委の高橋元理事が逮捕されたが、五輪には闇が多かった」とつぶやいていた。これに、舛添氏の前任者だった猪瀬直樹氏が「密約などまったくありません。森(喜朗・大会組織委員会元会長)さんにでも吹き込まれたのでしょう」と反論ツイートをした。
これに舛添氏はスタジオで再反論した。「国立競技場ですよ?拓さん、国立だったら誰が金を出すべきでしょう?国でしょう?」と、「ドランクドラゴン」鈴木拓に問いかけながら、「それなのに“3分の1、東京都が金を払え”って、私が就任したらそれが来たんです」と暴露。「何で俺が払わなきゃいけないんだ?払えっていうんだったら証文を出せ、証拠を」と、証拠なき支払い要求に盾突いたという。
競技場の総工費は1569億円。舛添氏は「3分の1なら500億円だから、500億円は議会の予算承認が要りますから。議会の議事録を見て“500億円を出す”って書いてあるなら、それは私、引き継ぎます。“証拠、持ってきてくれませんか?と。そうしないと私、都民のお金出せないですから”と言ったわけです」と、都の財源を利用する正当な理由に値する文書などの提示を求めた。
結局、そういった文書などは見つからなかった。舛添氏は「何もないんです。“決まりがあった”って言って、何もないっていうのは密約でしょ?だから密約と言ったんで、そういう意味なんです。そこをはっきり申し上げておきたい」と説明した。
舛添氏は後日、森氏にも確認を取ったという。「森さんも後で“お前、そういう約束があったんだよ”というのは私に言いました。森さんにも“おかしいじゃないですか?証拠見せて下さい”って言ったんですけど(出てこなかった)」と告白。「証拠がないから、私は密約だと言って。そうでしょ?紙がないのに私が後継者として来て…どうしようもないじゃないですか?それを言っただけの話ですよ」と熱弁した。