キングコング・西野「日本の芸人の遅れっぷりはハンパない」と思うワケ　「なくさないと終わる」言葉

　お笑いコンビ「キングコング」が23日放送のABEMAプレミアム「スピードワゴンの月曜The　NIGHT」（月曜深夜0・00）に出演。西野亮廣（42）が日本の芸人に物申す場面があった。 　鋭い先見の明を持つ西野に、MCのスピードワゴンが「我々の居場所見つけてください」と頼むと「遅いですねえ。遅すぎます。まず名前捨ててください」とジョークを飛ばした。

　「今、芸人全般が『遅い』と思う。いじる文化がでかいと思いますね。痛いっていう言葉がよくない。芸人から痛いっていう言葉を禁止にしないと芸人はずっと遅れる。日本の芸人の遅れっぷりはハンパないですから」と指摘。何かやると「痛いもんなアイツ」と周囲が言うのが良くないとし「人がやってないことをやるのが芸人なのに、芸人がそっち側にまわっちゃうと…芸人は全員遅いと思うんですよ。痛いをなくさないと終わり」と持論を述べた。

　自身は「芸人とはこうあるべきに縛られて、この感じがある限り厳しい」と、早い段階で職業は芸人でなく、絵本作家と名乗った。「もういらないと。芸人の肩書きは。芸人っていうことでみんながいろいろ縛りだすんだったら、面白いことやりたいのに芸人っていう肩書きのせいで、ブレーキかかっちゃうんだったら…そもそも面白いことやるっていうのが僕らの仕事のはずじゃないですか」と語った。