森山直太朗 大親友も「凄くうれしい」と話す20周年の“変化”「ようやくスタートラインに立てたな」

2022年08月29日 11:29

芸能

森山直太朗 大親友も「凄くうれしい」と話す20周年の“変化”「ようやくスタートラインに立てたな」
森山直太朗 Photo By スポニチ
 シンガー・ソングライターの森山直太朗(46)が28日放送の日本テレビ「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)にゲスト出演。親友である元V6の井ノ原快彦(46)に歌唱スタイルの変化について明かされる一幕があった。
 VTRで登場した井ノ原は2人の出会いは2000年に行われた、井ノ原が所属の20th Centuryの舞台「東京サンダンス~俺たちの20世紀~」だったと説明。当時インディーズだった森山が参加。その後森山が井ノ原の家の近くに引っ越してきたと話し「20代中盤。直太朗と出会ってから僕、凄い青春でしたねえ」と親しくしていたと語った。

 そんな井ノ原は森山の変化も感じ取っていた。2001年、2人でお茶をした際の話として「その時に彼の音楽的な話を。それまではずっと弾き語りスタイルで彼は来てたんですよね。“お前は弾き語りだろ、あれは最高だよ”って言ってたんだけど、“バンドスタイルでもやるし、いろんなスタイルでやっていこうと思ってんだ”みたいな話をしたのは記憶してますかね」と回顧した。

 森山は今年10月にデビュー20周年を迎えるが、井ノ原は「僕も20周年の時ってなんか原点に戻って何がやりたかったんだっけなあとかっていうことを考えたなあと思って。言葉では言わないけど、(2001年は)もがいてた時期だったのかなって」と分析。「20周年を迎えるにあたって、ライブとか音楽への向き合い方に凄く悩んでいたんじゃないかなと僕は思っていて。それでまたたどり着いたのが弾き語りっていうのが、凄くうれしいし、今の森山直太朗を見たいですね」と目を細めた。

 スタジオでVTRを見た森山は「凄い、井ノ原くん出されたらウソつけない」とポツリ。弾き語りのスタイルに戻ったことについては「一個前にやったツアーを終えて、ああ、このままだと自分の中で空洞化が進んでいるような感覚になって。あなたにもいいって言ってもらいたいし、この人にも納得してもらいたいし、そうなってくるうちに自分がいなくなっちゃって。より個人的な場所に音楽を戻さないといけないなと思うようになって、体と心の整理に従っていったらやっぱ一人だったんですよ」と告白した。

 「部屋の隅っこでポロロンって弾いてた、あのいじけてた自分が自分のスタートだったよなっていう。そういう姿を人前にさらけ出すっていうのはとっても恥ずかしいことでもあるんだけれども、それが自分だからって思って」とも語り、「きっと言葉じゃ説明できないからさっき言ったように僕だったら曲になってるし、20年目にしてようやくスタートラインに立てたなっていうような感覚が。あの日の自分に戻れたというか」としみじみと語った。
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