ガリチュウ福島 世界制覇だ!「ワールドマスター柔術選手権」本気で獲る、週5ガチトレ 体脂肪率9%
2022年08月31日 05:30
芸能
高校時代は柔道部所属で、2020年から柔術を始めた福島。仕事をしながら週5回、2時間の練習に打ち込み、108キロあった体重を競技開始1年あまりで75キロまで落とした。今大会に向けてさらに追い込み、現在は72キロ、体脂肪率9%のパーフェクトボディーに進化。「70万円の体を分析する機械で“アスリート並みの体”と出てきた」と準備万端だ。
柔術大国の米国、ブラジルはもちろん、特に強敵はモンゴル勢。相撲や柔道のナショナルチームにも所属するモンゴル代表選手と戦うという。「朝青龍や白鵬を生んだ国ですから強いですよね」と警戒するが、強敵相手にもひるまない。「“フクシマロック”で勝ちますよ」。同郷の熊本県出身で“柔道の鬼”と恐れられ、戦前戦後に活躍した木村政彦の必殺技、キムラロック(腕がらみ)になぞらえた技が背中を押す。さらに、足を束ねる新技「束ねちゃうぞ!フクシマ」を加えて優勝を狙う。
大好きなお酒を断って挑む世界一へのご褒美はなんとキャバクラ。「社長をしている地元の同期が、優勝したら連れていってくれるのでそれが励み」と笑顔。「40代でも本気でやれば何でもできることを証明したい。必ず優勝しますので、引き続き応援をよろしくお願いします!」。お笑い界の鉄人は“世界一のキャバクラ豪遊”も夢見ながら機上の人となった。
◇福島 善成(ふくしま・よしなり)1977年(昭52)10月6日生まれ、熊本県天草市出身の44歳。ボケ担当。98年に熊谷茶(44)とコンビを結成。船越英一郎、ダレノガレ明美らのものまねでブレークした。趣味は映画観賞。1メートル80。血液型AB。
▽ワールドマスター柔術選手権 国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)が開催する30歳以上の柔術の世界選手権。年齢5歳刻みに分かれ、さらに体重別、帯の色に応じて計約30のカテゴリーに分かれる。2018年には黒帯の女子ルースター級で日本人の湯浅麗歌子が優勝し、日本人初の世界4連覇を果たした。