日本ウイルス学会理事 政府の新型コロナ対策の水際緩和、全数把握見直しに「後手後手」「チクハグ」
2022年08月31日 12:05
芸能
森内浩幸氏は「いろんな対策が後手後手に回っているなと思います。感染対策は流行のフェーズによってやることが変わる」と指摘し、「例えば水際対策は、日本に感染者がほとんどいない時に入り込むのを防ぐためには絶対に必要ですけど、日本が世界で1番感染者が多い時にするのはナンセンスですし、全数把握も流行のフェーズが今から広がりそうな時には全部把握してきちんと検査を行い、追跡調査も行って今後の対策を立てる時間稼ぎをする、そのためにはとても必要ですけれども、今の、そもそも全数把握できない時にする意義が全くない。ところがまだ流行が収まるころ定点にするって違うでしょって。その時はまた全数把握がいるんですっていうことで、なにかやっていることがチクハグだなと思います」と自身の考えを述べた。