大竹まこと 安倍元首相の国葬費用“事後報告”に「出どころは予備費…このための予備費だったのか」

2022年08月31日 15:48

芸能

大竹まこと 安倍元首相の国葬費用“事後報告”に「出どころは予備費…このための予備費だったのか」
タレントの大竹まこと Photo By スポニチ
 タレントの大竹まこと(73)が31日、パーソナリティ―を務める文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に生出演。9月27日に予定されている安倍晋三元首相の国葬を巡り、松野博一官房長官が30日の記者会見で、警備費などの経費は「国葬後に精査した上でお示ししたい」と述べたことについてコメントした。
 松野氏は「警備にあたる部隊の規模、参列する要人の数や各国首脳との会談の有無などが不確定であり、確たることを申し上げられる段階にない」とした上で「要した経費については、国葬後に精査した上でお示しすることとしたい」と終了後に公表する考えを示した。政府は、会場費など国葬の式典に関わる経費として、予備費から約2億5000万円を支出することを決定しているが、会場周辺の警備費用や海外の要人接遇に関わる費用は含まれておらず、数十億円かかるとの見方も出ている。

 大竹は、「もともとの金の出どころは予備費だからね…2億5000万円。予備費っていうのはこのための予備費だったのかい?そうじゃないよね?」と指摘し、「これはコロナ対策の予備費を取ってあったんだけど、その中から出すという話で。それプラス、全部やった後でお金がいくらかかったか言いますと。それに対して市民がSNSでね…」と言及した。

 「事後報告」とした対応には批判が上がり、SNSでは「どんな事業も事前に予算を決めるものでは?」「国民をバカにしてないか?」「完全にぼったくりバーと同じシステム」「平気でぼったくりバーみたいなことをする政府」など厳しい声が相次いでいる。これに水曜パートナーを務めるタレントの壇蜜が「見込みも言えないようじゃ、ぼったくりにもならないですよね?」とすると、大竹は同調し、「誰も近付けないバーだよね、これは。遠巻きで」と呆れていた。
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