深川麻衣 古谷一行さん最後の出演となった映画で共演「いただいた言葉は、これからの自分の一生の財産」

2022年09月02日 20:41

芸能

深川麻衣 古谷一行さん最後の出演となった映画で共演「いただいた言葉は、これからの自分の一生の財産」
女優の深川麻衣 Photo By スポニチ
 ドラマ「横溝正史シリーズ」の金田一耕助役や「金曜日の妻たちへ」などで人気を博した俳優の古谷一行(ふるや・いっこう、本名かずゆき)さんが8月23日に死去した。78歳。東京都出身。葬儀・告別式は親族のみで済ませた。ここ2年ほど体調不良で公の場に姿を見せず、7月には20キロ減の激痩せが報じられていた。ただ、先月に入って食欲も戻り、回復していただけに周囲はショックを受けている。
 8月23日に78歳で死去した古谷一行さんの訃報が発表された2日、最後に出演した映画「おもいで写眞」(昨年1月公開、監督熊澤尚人)に主演した女優の深川麻衣(31)がお悔やみのコメントを寄せた。

 東京で挫折し地元の富山に戻った女性が、お年寄りを相手に遺影に使う写真を撮影していく心温まる物語。深川は「おもいで写眞の現場でご一緒した時の古谷さんの穏やかな笑顔が、鮮明に頭に焼きついています。今まで数えきれないほどの作品にご出演され、圧倒的な存在感を放ちながらも、作ってきたものだけを提示するのではなく、その場その瞬間に生まれてくるものを大切にされていて、とても楽しそうに監督とお芝居を作り上げていくお姿が何よりも印象的でした」と撮影を振り返った。

 「いつかまたご一緒できることを楽しみにしていたので、再びお会いすることがかなわなかったことがとても悲しく、残念でたまりません」と悔やみ、「古谷さんと一緒に作品を作らせていただいたこと、現場で古谷さんにいただいた言葉は、これからの自分の一生の財産です」と感謝の思いをつづった。
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