海老蔵の「十三代目團十郎白猿」襲名興行の配役発表 菊五郎、仁左衛門、玉三郎ら豪華顔合わせ実現
2022年09月03日 20:04
芸能
「十二月大歌舞伎」(12月5~26日)の昼の部は尾上松緑、幸四郎の「鞘當」に始まり、團十郎出演の「京鹿子娘二人道成寺」は菊之助と中村勘九郎が白拍子花子で出演。新之助が粂寺弾正役に挑戦する「毛抜」には、梅玉、中村雀右衛門、中村芝翫が出演する。夜の部は、襲名披露口上に続く舞踊「團十郎娘」に海老蔵の長女・市川ぼたん(11)の出演が決定。團十郎にゆかりの深い舞踊「近江のお兼」に挑戦する。1962年5月の十一代目市川團十郎襲名の時にも、三代目市川翠扇が演じた。市川男女蔵、市川右團次が漁師役で共演する。夜の部の最後を締める「助六由縁江戸桜」の揚巻役は、玉三郎(5~15日)と中村七之助(16~26日)。
また、襲名興行の前の10月31日、11月1日に「十三代目 市川團十郎白猿襲名披露記念 歌舞伎座特別公演」を行うことも発表。「勧進帳」では團十郎が弁慶役を務め、仁左衛門が富樫、玉三郎が義経という豪華顔合わせが実現する。