福原遥 観葉植物がエネルギー源 朝ドラ「舞いあがれ!」でヒロイン 多忙な日々の癒やしに

2022年09月04日 08:00

芸能

福原遥 観葉植物がエネルギー源 朝ドラ「舞いあがれ!」でヒロイン 多忙な日々の癒やしに
観葉植物に夢中の福原遥(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【夢中論】女優の福原遥(24)の安らぎの時間は、帰宅とともに訪れる。10月スタートのNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」のヒロインに選ばれ、現在は家と撮影現場を往復する日々。そんな生活に鮮やかな色彩を与えてくれているのが、最近集めている観葉植物たち。エネルギーの源になっているという。
 朝ドラの撮影を終え、くたくたになりながら帰宅。玄関を開け、出迎えてくれたのはモンステラ、ストレチア・オーガスタ、ドラセナ・コンパクタ、フィカス・バーガンディ…。緑いっぱいの観葉植物たちだ。翌日はオフ。かわいがっている植物をベランダに出し、日光を浴びせ、水をやる時間を想像すると今から胸が高鳴る。今夜はぐっすり眠れそうだ。

 「緑があると、疲れている心が安らいで元気をもらえるんです。毎日見ていると気がついたら草木が成長していて、生きているんだな!凄いな!って感動します」

 観葉植物を育てている知人がおり、かねて興味を持っていた。そんな中で昨年2月、YouTubeチャンネルの登録者が30万人を突破した記念に、切れ込みがある葉が特徴のモンステラの鉢植えをスタッフからプレゼントされた。「一生大事に育てたいと思います」と大はしゃぎ。念願だった植物との共同生活がスタートした。

 そして昨年11月、2545人のオーディションを勝ち抜いて念願だった朝ドラヒロインの座を射止めた。「舞いあがれ!」はNHK大阪放送局が制作するため、今年4月のクランクインと同時にモンステラを抱きかかえながら大阪に拠点を移した。

 「最低限の家具しか運べなかったので、家の中は殺風景で寂しい。だからもっと色を増やしたかった」と、1カ月ほど前に新たな観葉植物を数種類購入。緑に彩られる空間が完成した。「面倒くさがりなところもあるので、水やりが1週間に1回でよいものを選びました。それでもすくすくと育っているので、クランクアップの時には天井くらいにまで伸びているかもしれません」と楽しそうだ。

 埼玉県に生まれ、畑など自然に囲まれる環境で育った。「ザリガニとかを集めたり、カエルを手に何匹もつかんで放って遊んだり…」。自然と親しんだ幼少期。だからこそ、植物に囲まれる暮らしは日々の安らぎを与えてくれているのだろう。

 子役として幼い時から芸能界の仕事を始め、2009年からはNHK・Eテレの子供向け料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の主人公を演じ「まいんちゃん」の愛称で注目を集めるようになった。

 自身を育ててくれたNHKに、看板ドラマの主演として“凱旋”してきた形だ。「今の私があるのはNHKのおかげ。おこがましいようですが、今度は私が恩返しができれば」

 撮影は約1年の長丁場。「最初は撮影のスピード感に戸惑いもありましたが、今は疲れを忘れるくらい作品に向き合えています」。国民が注目するドラマとあり、見えないプレッシャーものしかかる。「それでも家にはリフレッシュできる空間が広がっている。だから全力で駆け抜けられます」

 今作のヒロインは、空に憧れパイロットを目指す主人公。「無事にクランクアップまで完走するのはもちろん、今育てている子(植物)たちを枯らさず、東京に持って帰るのも目標です」。持ち前の天真らんまんさと憩いの空間で得た力で、大空へ羽ばたく福原の姿から目が離せない。

 《4度目オーディションでつかんだ憧れヒロイン》福原は、4度目のオーディションで憧れだった朝ドラのヒロインに選ばれた。「舞いあがれ!」の舞台は1990年代から現在。ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、ヒロインの岩倉舞(福原)がパイロット、そして飛行機づくりの夢に向かっていく姿を描く作品。自身も11年前期の朝ドラ「おひさま」を見て女優を志した。「当時勇気をもらえた作品だった。私も、見ている人に“今日も頑張ろう”と思ってもらえる時間をつくれたら」と意気込んでいる。

 ◇福原 遥(ふくはら・はるか)1998年(平10)8月28日生まれ、埼玉県出身の24歳。2005年に子役で出演したTBS連続ドラマ「恋の時間」でデビュー。12年にローティーン向けファッション誌「ピチレモン」の専属モデルに。18年公開の「女々演」で映画初主演。同年のテレビ朝日系「声ガール!」で連ドラ初主演を務める。その他、映画「4月の君、スピカ。」、「羊とオオカミの恋と殺人」などで主演。趣味は料理。血液型A。

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