加山雄三 年内でコンサート活動引退「複雑な気持ち」も「締めくくりは大切。きちっとやっていこうと」
2022年09月05日 14:18
芸能
3年前に軽度の脳梗塞、2年前に小脳出血を発症も、復活後には「生涯現役」を宣言していた。最終的にコンサート活動引退を決断したのはいつ頃かとの質問に、加山は「最後ってのは絶対あるんだと思ったけれども、どういう形にするかって考え出したのは1年前ぐらいから。本当にやめた方がいいやって結論を出して、みんなに伝えてね、そうするぞって。それは割と最近ですよね。決めたのは」と話した。
決断を発表し、今は一安心かと聞かれると、「複雑な気持ちですけどね。だけどもやっぱり締めくくりっていうのは大切だと思うし、自分の年も85になったらね、しぼんでいくのも嫌だと思って。きちっとやっていこうと思って」と前を向いた。
加山は12月中に開催する船上ライブが最後のステージとなるが、一般のホール公演としては9日に東京国際フォーラムで行われる「加山雄三ラストショー~永遠の若大将~」が最後となる。チケットは完売、全国47都道府県の映画館では生中継ライブビューイングも行われる。コンサートへの意気込みを聞かれると、「最後っていうことになると力が入るんですよね、でもあんまり力入れちゃまずいなと思いながらね、リラックスして本当の心の底でもって真心が伝わるように、一生懸命やるのがいいなと思うんでね。心、それが大切」と力を込めた。