小林信也氏 東京五輪汚職「高橋容疑者は消えつつある最後の人種」「今の利権の肝はスポーツ団体のトップ」

2022年09月06日 17:11

芸能

小林信也氏 東京五輪汚職「高橋容疑者は消えつつある最後の人種」「今の利権の肝はスポーツ団体のトップ」
スポーツライターの小林信也氏 Photo By 共同
 6日のニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に、スポーツライターの小林信也氏(66)が出演。「東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件」について語った。
 この日、出版大手「KADOKAWA」から賄賂を受け取った疑いで組織委員会・元理事の高橋治之容疑者が再逮捕された。広がりを見せる汚職事件に対して、「今回、すでに出ている2億3000万円というお金の流れが分かれば、縦(政治家など)に展開するのかどうか楽しみにしている」と話した。また今回は「五輪が汚されているんじゃなくて、高橋氏がとんでもないことをやっていたんだな、ということ」とした。

 ただ「高橋容疑者は(代理店ビジネスで)消えつつある人種の最後の人という印象。今のスポーツビジネスには少なくなった。今は利権の肝はスポーツ団体のトップ。ここ数年、パワハラなどで会長が更迭などで交代した団体がクリーンになった印象があるが、実情はむしろ悪くなった団体も結構ある」と話した。

 
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